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2014.05.21
2014年大進化研修会 開催

4月27日(日)東京・池袋の東京芸術劇場大会議室で進化研修会が行われ、60名のインストラクターが参加しました。
高橋理事長からは、高齢者の置かれている現状及び予測される将来について、ますます人数が増え財源が限られる中、介護予防の必要性が高まっていること、レインボー健康体操、水中体操のできた経緯や社会の移り変わりなどについて
講演がありました。
レインボー体操の行政へのPR事例として、茨城県の熊谷真美さんから発表がありました。スライドを使って、具体的で分かりやすい説明に、参加者の皆さんも、それぞれの地域での活動方法におおいに参考になったようです。
グループワークとして、4人ずつに分かれてそれぞれの地域の実情について、教室運営の工夫や自慢できるメンバーなどについて話し合いました。
新潟で99歳の方が、自分の足で歩いて体操教室に参加されている話が小島理事より紹介され、健康長寿のお手本のような方に会場から感嘆の声が上がりました。
ひだまりプール水中体操教室の体力測定結果のレポートは
・8年間の「最大1歩幅」の変化
・3年間の「最大1歩幅」「10m歩行」「握力」の変化
のグラフが示され、年代別にみても85歳くらいまでは、体力が維持または向上している様子が表れています。
国立健康・栄養研究所の長期運動継続による身体への効果のレポートは、
10年間の運動習慣のある人、ない人の比較のグラフで、被験者の人数は少ないものの、運動習慣によって体力が維持されている様子がみられます。
これを受けて、全国のレインボー健康体操・水中体操の教室で、毎年一斉に、継続的に測定を行い、データを集めて効果の検証に役立てようというプロジェクトの提案がありました。
日常の教室で、道具や金銭の負担なく行える種目を2~3種類、毎年9月末~11月に測定し、あらかじめ配られた記録用紙に書き込んで返送するという方法で行います。詳細は検討の上7月頃ご案内いたします。
午後1番は筋刺激体操の実技で、「腹筋・背筋」。
腹筋のテストでは、インストラクターの間でも得意不得意が分かれました。足を押さえてもらっての上体起こしは15回。息がはずんでいる人も…。
薬剤師の南雲陽子さんによる「インストラクターが知っておきたいサプリと薬の話」
・薬には症状を改善する薬と、体の状態を維持する薬があること。
・サプリは体が必要とする成分以上のものを取っても無駄になること。
・いかにも効きそうな広告の見かたについて。
その他、興味ある話を色々伺うことが出来、皆の疑問にも答えて頂きました。
年に1度の進化研修会。
ここで得た知識や、互いに意見交換した教室運営の工夫などは、それぞれ持ち帰って今後の活動に役立てて頂けることと思います。
遠くから参加された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
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